ストーンヘンジとは
世界遺産でもあるストーンヘンジ、馬蹄形に配置された高さ7mほどの巨大な門の形の組石(トリリトン)5組を中心に、直径約100mの円形に高さ4-5mの30個の立石(メンヒル)が配置されています。夏至の日に、ヒール・ストーンと呼ばれる高さ6mの玄武岩と、中心にある祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇ることから、設計者には天文学の高い知識があったのではないかと考えられています。
ストーンヘンジとブルーストーン
トリリトンやメンヒルはブルーストーンではありませんが、この巨石の内側にブルーストーン(火成岩のドレライト)が配置されています。
このブルーストーンは250kmも離れたウェールズのペンブロークシャーにあるプレセリの丘から人間の手で運ばれてきています。
ブレセリブルーストーンと言うのは、単にブルーストーン(ドレライト)と言う石ではなくて、プレセリで産出したブルーストーンと言うわけですね。
ドレライトは、主にカルシウム長石とオージャイト(ふつう輝石)から構成され、微量の銅とパイライトを主な成分とします。
5,000年前の新石器時代にブリテン島に住んでいた人々は、一つ重量が4トンもあるプレセリブルーストーンの巨大な塊を19個、ウェールズから約250Km(直線距離です)以上離れたソールズベリ平原に運び、ストーンヘンジの内側の円を築きました。
ブルーストーンの力
人々はなぜ苦労して250kmもブルーストーンを移動させたのでしょうか?
長い間の謎にイギリスの2008年にBBCが挑みました、大規模な調査により出てきた結果は、ストーンヘンジは「治療のため」に作られた可能性が高いうことです。
遺跡付近の墓地には、重い病気やけがの痕跡のある遺体が「異常なほど多数」あり、歯の調査から、その約半数が地元の人間ではないことが分かったとか。
巨石が持つと信じられた治癒力や癒やしを求めて、人々が各地から訪れた「英南部の救急医療センター」だったのではないか?「ブルーストーン」は中世まで治癒力があると信じられていたこと。
そんな理由からBBCはこのブルーストーンを古代の人はわざわざプルセリの丘から250キロメートルもの距離を移動させてきた、理由は「治癒力」があると信じられていたためではないかと結論づけています
ブルーストーンとストーンヘンジに関しては、本家BBCのサイトも参考に動画もあって、英語がわからなくても楽しめます
そんなブルーストーンが日本でも入手可能になりました
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